綾瀬の歯医者|なるべく神経を抜かないむし歯治療|足立区の新井歯科医院

すべては患者さんのために 当医院はさまざまな取り組みで再治療や悪循環治療からあなたの大切な歯を守ります。arai-dc.net

新井歯科医院(足立区綾瀬)

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足立区綾瀬の歯医者「新井歯科医院」の歯の豆知識

6月も間近になると雨の季節がやってきます。実は、雨と歯の痛みには関係があるのをご存じでしょうか。今日は、梅雨の時期や気圧の変化が及ぼすお口の中への影響を考えてみたいと思います。

 

3つの要因

低気圧による組織の膨張による神経への圧迫
歯髄腔"歯の内部には「歯髄腔 (しずいくう)」という神経が入っている空洞があり、通常は外の気圧と等しくなっている。
しかし、外の気圧が下がると内側との気圧の差に対応できず、圧がかかり一時的に歯が痛むことがある。

体力・免疫力の低下
健康時には、口腔内の免疫力・抵抗力は高いが、体が疲れていると抵抗力も弱まり炎症も悪化する。
免疫細胞に抑えられていた歯周病菌の働きが活発になってしまう。

交感神経の働き過ぎ
交感神経の働き過ぎ交感神経が活発に動くということは、体や脳が運動状態にあることを意味する。
急に血圧が高くなることで、血の流れが悪くなり、体が危険を察知して、痛みを感じる機能が敏感になるといわれている。そのため、血圧が上昇し体の慢性痛が悪化したり、昔の傷が痛んだりすることが、口腔内でも表れてしまう。

 

航空性歯痛

飛行機に搭乗した時にも同様に
飛行機飛行機に乗った際なども、急激な気圧の低下が起こると歯髄腔の中の圧力が上昇し歯髄を圧迫し痛みが生じる。更に虫歯によって歯に穴が空いている場合はより痛みが強くなることもある。
気圧により膨らむポテトチップス

また、鼻のすぐ横あたりには「上顎洞 (じょうがくどう)」という空洞が存在しており、この空洞が膨張することも歯の痛みを引き起こす要因となる。

 

低気圧で歯が痛む人の特徴

虫歯や歯周病がある
虫歯によって歯のエナメル質に穴が空いている場合、日頃は痛みがなくても、気圧が低くなることで痛みが生じるケースがある。また、歯周病や虫歯が悪化して膿が溜まっていると、膿の入った袋が低気圧によって膨張するため、痛みが生じる場合もあるといわれている。

 
歯の神経の治療中

低気圧で歯が痛む歯の神経を治療中の場合も、低気圧により、歯の根の部分の空気が膨張するため、痛みが生じやすくなる。

 

対処法

自律神経のバランスを整える
規則正しい生活をして、適度な運動を心がけ、朝食をしっかり摂る。
 
歯の痛みを止めるツボを押す

歯が痛いときの応急処置は→ 歯が痛い時の応急処置

寒い時期の痛みは→ 冬の歯痛はなぜ起こる?