~マスクの下にご注意を!~ 口の周りの肌トラブル

      2025/03/25

感染予防の意味で、風邪が流行る季節以外でもマスクが必要になって久しくなりました。口周りの肌トラブルはマスクで隠せる?いや、マスクが原因のこともあります。

 

なぜ肌荒れの原因に?

摩擦摩擦 マスクの着脱やズレを直したりするたび、肌と繊維がこすれ合う。 繊維などの刺激

マスク肌がマスク素材に負けてしまい、赤みやかゆみが出るケースもある。 布マスクの場合、洗濯後、繊維に残った洗剤成分が刺激となる可能性も高い。


乾燥

マスクを外すと、内部の湿気が急激に蒸発。このとき肌内部の水分も奪われてしまうため、肌の乾燥が進み、かさつき・ごわつきが起こりやすくなる。


蒸れ

マスクの中は呼気が充満し、温度・湿度が高く、雑菌が繁殖しやすい状態に。

ニキビのもとであるアクネ菌も増殖してしまう。


 

マスクによる肌荒れを防ぐ方法

不織布マスク使用時に

感染予防には不織布マスクの方が効果的。肌荒れが気になるときは布マスクと重ねたり、マスクの下に綿性の布やガーゼを挟んで使用を。

汗をこまめに吸い取る

汗が肌に付着したままの状態にしておくと、ニキビ、赤みなどの肌荒れの原因に繋がる。 吸湿性の良いガーゼなどを使用して吸い取るように。

フェイスパウダーなどを使用

マスク着用前にフェイスパウダーを塗布すると、マスクとの擦れによる化粧崩れが起こりにくくなり、摩擦によって肌が荒れることも防げる。 帰宅した後にまず手洗いをした後、清潔な手で洗顔を行う。洗顔料の泡で優しく肌を洗うことがポイント。洗顔後は、化粧水や乳液などで保湿を。

 

マスクの選び方

素材素材

コットン素材は、肌なじみも良く、吸水性・吸湿性ともに優れ、チクチクとした刺激を感じにくい。
シルク素材は、なめらかな肌触りで摩擦による刺激を軽減できるのが特徴。夏は涼しく冬は温かいと、吸湿性・放湿性ともに優れているためオールシーズン快適に使える。

また、シルク繊維には、天然のUVカット効果も期待できる。コストを抑えるにはコットンとシルクの混合を。

形状や縫製

立体型は、マスクと口元・頬に隙間ができるため、肌への接触を最小限に抑えることが可能。縫い目のないシームレスタイプや、繋ぎ目の凹凸がないフラットシーマ縫製は、ゴワつきなどの不快感が少ない。

肌当たりがよいものを選べば着用中のストレスの軽減にもなる。

 

唇荒れにも気をつけて!

3つのNG行動....荒れる原因に!

唇の乾燥を感じて、マスクの中で唇をなめてしまうと、唾液が唇に刺激を与えてしまうこともある。唇荒れが気になって、噛む唇を口の中に巻き込むなどの動作を行うと、刺激となって唇荒れを悪化させてしまう。

リップクリームを使用

カサつきや乾燥が気になるときは、化粧品リップや医薬部外品の薬用リップなどでもよいが、唇の皮むけ、ガサガサが気になるときは、ビタミンなどの有効成分が配合されたリップがオススメ。

唇の状態が悪化して口唇炎や口角炎などの症状が現れた場合は、治療効果のある『医薬品』と表記のあるものを選ぶように。

マッサージ(4ブロックリップマッサージでケア) こちらのコラムも→ 唇の荒れにご用心!



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